アルノ川の西岸に建つルネサンス様式の広大な宮殿、ピッティ宮殿の中にある。メディチ家を中心とした歴代の主が収集した1000点以上の美術品が公開されている。
絵画を中心としたコレクションで、コジモ2世により1620年頃から収集が始められた。ピエトロ・ダ・コルトーナが内装を手がけたもので、「ヴィーナスの間」「アポロの間」「ユピテルの間」「マルスの間」などに残る壁画は彼の作品である。以下は主な収蔵品。
[主な展示作品]
・ラファエロ
「大公の聖母」
「小椅子の聖母」
「布貼り窓の聖母」
「身重の女の肖像」
「ヴェールの女」
「ベルナルド・ドヴィーツィ枢機卿
の肖像」
「アニョロ・ドーニの肖像」
「天蓋の聖母」
「エゼキエルの幻視」
「マッダレーナ・ドーニの肖像」
「トンマーゾ・インギラーミの肖像」
「自画像」
・ルーベンス
「4人の哲学者」
「パッキンガム公爵の肖像」
・ティツィアーノ
「悔悛するマグダラのマリア」
「灰色の目の男」
「法王ジュリオ2世の肖像」
・カラヴァッジオ
「抜歯」
・ボッティチェッリ
「婦人の肖像」
・フィリッポ・リッピ
「聖母子」
・アンドレア・デル・サルト
「ヨセフの生涯」
「聖家族」
「聖母被昇天」
・フラ・バルトロメオ
「ピエタ」
・ファンダイク
「枢機卿グイド・ベンティヴォリオ
・ティントレット
「アルヴィーゼ・コルナーロの肖像」
・コルトーナ
「ジュピターの間の天井フレスコ画」
「戦争の恐怖」
「カスパー・シオピウスの肖像」
「V.モスティの肖像」
「イッポリト・デ・メディチ枢機卿
「美しき女」
「眠れるキューピッド」
「聖母子とヨハネ」
・ロッソ.フィオレンティーノ
「玉座の聖母と10聖人」
「受胎告知-1512」
「聖人とピエタ」
「洗礼者ヨハネ」
「キリストと4人の福音書記者」
「英国王チャールズ1世と
王妃ヘンリエッタ・マリア」
・コルト<p> </p>ーナ
「マルスの間の天井フレスコ画」
「3美神」
「救い主キリスト」
「ジュリア・ダ・ヴァラーノ
ウルビーノ公爵夫人の肖像」
「コンサート」
「マルタ騎士団の肖像」
「若者の肖像」
「男の肖像」
「受胎告知-1528」
「三位一体論争」
「聖母子と聖エリザベスと
洗礼者ヨハネ」
「聖カタリナの神秘的な結婚」
・カノーヴァ
「イタリアのヴィーナス」
「アポロの間の天井フレスコ画」
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